大忙しの充実した1日!
- 安藤佳代
- 2024年9月29日
- 読了時間: 2分
奈良市 学園前
あんどうピアノ教室 安藤佳代です。
今日は大忙しの1日。でも、とーっても充実した一日でした。
午前中、レッスンの後、午後からはお休みをいただき、河村尚子さんのリサイタルを聴いてきました。
以前から聴きたいと持っていたピアニストです。昨年(だったかと…)配信された東京でのリサイタルが素晴らしく発売早々にチケットを購入して心待ちにしていました。
前半は黒のパンツスーツで颯爽と登場され、バッハ:ブゾーニのシャコンヌで、いきなりものすごいテクニックと一音一音への思いが伝わる演奏に度肝を抜かれました。
そして、ドイツでご活躍の作曲家 岸野末利加さんの河村尚子さんの委嘱作品 単彩の庭園、ピアノの倍音の上に音を重ねていく独特の世界観が表現されていました。
そして次は、プロコフィエフの戦争ソナタ第3番。これまた、圧倒される凄まじい演奏。華奢な女性なのにホール中に響き渡る音量にも驚かされました。
後半はショパンの作品。お色直しは水色のロングドレスでとても清楚な感じです。即興曲第3番、ソナタ第3番へと続きます。どちらもとても好きな曲。キラキラとした色彩の音色がホールに響きます。河村尚子さん曰く、ショパンの音楽は常に私の側にあり、ピアニスト人生の伴侶という存在というだけあり、全ての音を余す所なく熟知し、大切に演奏しているように感じました。
先週聴きに行った福間洸太郎どうよう、日本デビュー20周年とのこと、世界中で活躍しておられる本当に素晴らしいピアニストです。
さてさて、至福の時を過ごし後は、頭を切り替えてビックバンドのリハーサルへ。明日、本番なので、総仕上げですね。
午前、午後、晩と形は違えど、一日中音楽に関わる過ごし方ができた素敵な日となりました。



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