清水 和音 さんのリサイタルに行ってきました
- 安藤佳代
- 2024年11月10日
- 読了時間: 2分
奈良 学園前
あんどうピアノ教室 安藤佳代です。
今日は、月一の日曜日レッスンの後、
清水 和音さんのピアノリサイタルを聴きに行ってきました。
実は数日前にお世話になっている先生からのお声がけで、なんと、ご招待していただいたのです。
席もホールやや後方ながら、真ん中のお席。
この上ない光栄です。ありがとうございます✨
清水和音さん、もちろんお名前は存じておりましたが、初めて聴きました。
前半のブログラムは
レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリアより6曲。リュートのためとあるだけに、色々な声部が絡まりあうようなとても繊細で心地よい響きで心が洗われるようです。あの有名なシチリアーナもレスピーギの手にかかると、こんな曲になるんだぁと新たな発見がありました。
ベートーヴェン ソナタ 32番
ベートーヴェンピアノソナタ32曲ある中の終曲で、ソナタといえども、いわゆる古典ソナタとは全く異なる形式で、対位法的ながら情熱的なハ短調のソナタ形式と、ゆったりとして美しいハ長調の変奏曲という対照的な2楽章からなり、ベートーヴェンが後期ピアノソナタにおいて体現してきたすべての要素を凝縮しているような大曲です。厚みのある音色、そして天国へと導かれていくかのような美しさ音色で本当に素敵でした。
そして後半は
ムソルグスキー 展覧会の絵
オーケストラでもよく演奏される曲です。
会場中鳴り響く厚みのある響き、それでいて、可憐でキラキラしたような高音域の音色とのコントラスト、ピアノの音色でありながら、まるで色々なオーケストラの楽器の音色を思い描かされるような立体的な演奏が本当に素晴らしかったです
アンコールは
ショパンのノクターンと英雄ポロネーズ。
最後の最後までエネルギッシュな演奏、圧巻です。
この数年聴いたピアニストの中でも技術的にもとても優れている事が伝わってきます。経験豊かな熟練した正統派ピアニストという印象を受けました。
関西ではなかなか聴く機会は多くないだけに、貴重な機会をいただけたこと、本当にありがとうございました。
つくづく思います。
ピアノって、やっぱり素敵ですね。
ピアノが弾けるって楽しいですよね。
その思いを1人でも多くの生徒たちにも伝えていきたいです。
そして、これからもずっと弾いていきたいなぁ〜
いや、弾いていこう!と強く思いました😊



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