赤松林太郎先生 平均律セミナー

あんどうピアノ教室　安藤佳代です。

今日は午前中、赤松林太郎先生の平均律セミナーでした。２ヶ月おきぐらいに行われていて、1回で1曲ずつ進みます。赤松先生の手書きのアナリーゼ楽譜をいただく事ができ、平均律だけではなく、インヴェンションやシンフォニア、その他の楽曲との関連やバッハの音列に含まれている意味、楽譜の見方や考え方、正しい演奏方法などを細かく説明していただけるとても充実した時間となっています。

バッハの楽譜は幾つもの校訂版が出版されていて、アーティキュレーションやダイナミクス、トリルの入れ方などによっての違いを、演奏を伴いながらわかりやすい言葉で示してくださり、とても参考になります。

チェンバロやオルガンでの聴き比べや、ホルンのような響きがヨーロッパの郵便局のマークから由来していることなど知られていない事など、赤松林太郎だからこそお話いただける内容が盛りだくさん、あっという間の1時間半でした。